息子になりすまして電話をかけ、現金300万円をだまし取ろうとしたとして、警視庁少年事件課は9日までに、福岡県大刀洗町、アルバイト、原聖真容疑者(23)と同町に住む10代の無職少年2人を詐欺未遂容疑で逮捕した。同課によると、原容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認、少年2人は容疑を認めている。
原容疑者は振り込め詐欺グループの中で、実際に被害者から現金を受け取る「受け子」をスカウトする役割だった。同課は、詐欺グループが全国各地で少年をスカウトしていた可能性もあるとみている。
逮捕容疑は昨年11月19日午後、東京都大田区在住の男性(71)の息子を装って「カバンの中に小切手を忘れた。1200万円が必要」などと男性宅に電話をかけ、自宅前で300万円をだまし取ろうとした疑い。
同課によると、原容疑者は昨年10月、地元の後輩である少年2人に「月40万円稼げる仕事がある。東京に行かないか」などと持ちかけた。
少年2人は暴力団組員とみられる別の人物などから指示を受け、受け子役や見張り役を務めたとみられる。
